Modeling2014_02

先月の続きで、石積みの壁面の作業を終えてこの区画の最後にあたる
トンネルの製作に移ります。

我がレイアウトにもトンネルは多々ありますが、どれも短くほぼ直線です。
そんなトンネルなら、内側には厚紙やプラ板を曲げて簡単に済まします。
ですが、今回は少し長くてカーブになっています。しかも、手前の丸見えな位置にありますので、
いくら暗くなるからとはいえ内側は丸見え。ここは少し気合いを入れて造らにゃいかん!

トンネルの内側にはどんな素材を使おうか、
いつもの厚紙は3次元な曲げになるので加工しにくいか。そんなテクもないし。
てな事で、ここもスタイロを使用する事に。
厚み3cmのスタイロのブロックを
トンネルポータルのアールに沿ってスチロールカッターでカット。
6個のブロックをカーブレールに沿って繋ぎ合わせていきます。
次に、その繋ぎ目をヤスリでアールに削り整えていきます。
何度か合わせてはカットし、削りを入れるなど、結構手間が掛かりますが、
撮影スポットな位置なので気合いで乗り切ります。
型が出来たら壁にアクリル塗料で色付け。
今回は綺麗にアールにカット出来たから
トンネル内が見えてくれてもいいかなと少し明るめな壁色に。汚しは最後の最後に行います。

左側の壁面の黒い線はなんちゃってケーブル。雰囲気だけでもと配置。
今度はトンネルポータルの製作。
製作というよりか、塗りとケーブルの設置のみか。
ポータルは津川洋行製を利用。元は赤レンガ。石積みに合わせて色を茶系にしました。
トンネル内の壁に雨水などの垂れな汚しを色付けします。
その色付けしたパーツをトンネルポータルに接続して仕上がりです。


肝心なアールの内壁がほとんど写ってません。
日中は右側の壁が奥まで見えて感じがいいのですが、
夜間は照明の位置をかえなければ影になって見えませんね。


ギャラリーではこんな感じに。
戻る