水平にして置きたい汁物の弁当やケーキなどの入った
ビニール袋を、シート以外の場所に置ける様にする為の棚と
車内で出来るプチ仕事や、ちょっとした食事に使える様な
テーブルが欲しいので、一人用ですが棚兼用のテーブルを
作りました。
しかし、あったら邪魔では困まりますので
その辺は少し工夫しました。
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天板にはt5.5mmのシナベニヤを使用。
小さいながらも、切り出しでは少し変化を付けてみました。
サイズはW500mm×D450mm。 |
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アルミアングルの先に10.5mmの穴を開け、
直径10mmのアルミパイプを通せる様にします。
これを天板の裏側にビスで取り付け、
アルミパイプを軸に天板が360度回転出来る事を確認します。
次に、天板を固定するバーの制作。
先ほどの直径10mmのアルミパイプの両端に金具を取り付け。
運転席側のみ、金具に台座を取り付けます。
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固定バーを取り付ける位置は、運転席の横とそこから60cm後方の
場所にビスで取り付け。
後方の取り付け位置は運転席側より少し手前に出ているので
運転席側は金具の台座となるt12mmの板をトリムと金具の間に挟み
後方との出を揃えます。
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トリム側の固定用バーが出来たら、
もう一方は収納可能な脚の制作。
余っていたイレクターパイプを使いました。
棚又は、テーブルの必要の無い時は脚を横に倒して
ご覧の様に寝かせます。
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脚が出来たら、天板に仕上げを施します。
ニスにこぼれ止めと余っていたフラットモール幅6mmを巻き付けて
天板部分の表側は終了。 |
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次に裏面の仕上げ。
下からの脚を受ける為のパイプ組みの取り付け。
そのパイプ組みの目隠しを兼ねた化粧パネルの取り付けと
表同様にニスを塗り終了。 |
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天板を手前に出す場合は
ジョイントパーツが脚のパイプに沿って
赤い矢印方向へスライドします。
ジョイントパーツは脚のパイプを軸に通してますので
スライド時のガタつきはほとんどありません。
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脚と固定バーに取り付けて完成。 |
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脚がアームになっていますので
真下に脚がこない為、足元が広々。 |
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■左Photo)
テーブルを出したまま使用しない場合は
奥へスライドさせます。棚モードになります。
■中央Photo)
テーブルとして使用する場合は手前に
スライドさせます。
■右Photo)
全く使用しない場合は、折り畳んで下げておきます。
この状態で天板は本来のセカンドシートが
ある位置までなら、トリムとシートの間に挟めるので
シートの移動も可能ですが、一番前まで寄せる事は出来ません。
セカンドシートのリクライニングレバーが接触します。 |
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車内泊など、シートをフルフラットにする場合
使用しない時は上にあげます。
固定には使わなくなった携帯ストラップを使用してます。
使用時にはシート下に脚が来ないので、テーブルだけが
浮いた状態で使用出来ます。 |
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小道具を置いてみました。
これからしゃれた車内でくつろげるのかな〜。 |
でも、現実は↓
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買い物の荷物置き場としての棚モード状態が家族にウケてます。
ヘッドレスの根本に100均で売っているハンガーを付けて
荷物が落ちない様にしてます。 |
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テーブルとして使う場合に前に出して使用しますが
この時、脚の先端に天板の重心が移動しますので
少々天板が下にゆがみます。
普段の使用には支障のない程度ですが
とくに重い物(ブラウン管のテレビ)などを
載せる場合は邪魔ですが、
補助脚を一本取り付けて使用します。
オーソドックスなこの一本脚仕様は
かなりしっかりしますので、足元が気にならないのなら
この方がいいかも。
ただ、収納時には脚を抜かなければいけませんけど。
他にも折り畳み脚を使用する方法もありますが
長いサイズは100均には売っておらず
たとえあっても、天板が500mmなのに対し
脚下620mm必要なので、収納時には脚が天板からはみ出ます。
それでも気にならないのならおすすめです。 |
経過報告
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シートをフラットにした状態で、この様に窓の方へ上げて
携帯ストラップで固定してましたが
片側だけだと、走行した場合にガタガタと揺れますので
両方に付けてみました。ストラップは100均SHOPで購入。 |