■後部座席の棚兼用ミニテーブル■
水平にして置きたい汁物の弁当やケーキなどの入った
ビニール袋を、シート以外の場所に置ける様にする為の棚と
車内で出来るプチ仕事や、ちょっとした食事に使える様な
テーブルが欲しいので、一人用ですが棚兼用のテーブルを
作りました。
しかし、あったら邪魔では困まりますので
その辺は少し工夫しました。
天板にはt5.5mmのシナベニヤを使用。
小さいながらも、切り出しでは少し変化を付けてみました。

サイズはW500mm×D450mm。
アルミアングルの先に10.5mmの穴を開け、
直径10mmのアルミパイプを通せる様にします。
これを天板の裏側にビスで取り付け、
アルミパイプを軸に天板が360度回転出来る事を確認します。
次に、天板を固定するバーの制作。
先ほどの直径10mmのアルミパイプの両端に金具を取り付け。
運転席側のみ、金具に台座を取り付けます。
固定バーを取り付ける位置は、運転席の横とそこから60cm後方の
場所にビスで取り付け。
後方の取り付け位置は運転席側より少し手前に出ているので
運転席側は金具の台座となるt12mmの板をトリムと金具の間に挟み
後方との出を揃えます。
トリム側の固定用バーが出来たら、
もう一方は収納可能な脚の制作。
余っていたイレクターパイプを使いました。
棚又は、テーブルの必要の無い時は脚を横に倒して
ご覧の様に寝かせます。
脚が出来たら、天板に仕上げを施します。
ニスにこぼれ止めと余っていたフラットモール幅6mmを巻き付けて
天板部分の表側は終了。
次に裏面の仕上げ。
下からの脚を受ける為のパイプ組みの取り付け。
そのパイプ組みの目隠しを兼ねた化粧パネルの取り付けと
表同様にニスを塗り終了。
天板を手前に出す場合は
ジョイントパーツが脚のパイプに沿って
赤い矢印方向へスライドします。
ジョイントパーツは脚のパイプを軸に通してますので
スライド時のガタつきはほとんどありません。
脚と固定バーに取り付けて完成。
脚がアームになっていますので
真下に脚がこない為、足元が広々。
■左Photo)
テーブルを出したまま使用しない場合は
奥へスライドさせます。棚モードになります。
■中央Photo)
テーブルとして使用する場合は手前に
スライドさせます。
■右Photo)
全く使用しない場合は、折り畳んで下げておきます。
この状態で天板は本来のセカンドシートが
ある位置までなら、トリムとシートの間に挟めるので
シートの移動も可能ですが、一番前まで寄せる事は出来ません。
セカンドシートのリクライニングレバーが接触します。
車内泊など、シートをフルフラットにする場合
使用しない時は上にあげます。
固定には使わなくなった携帯ストラップを使用してます。
使用時にはシート下に脚が来ないので、テーブルだけが
浮いた状態で使用出来ます。
小道具を置いてみました。
これからしゃれた車内でくつろげるのかな〜。
でも、現実は
買い物の荷物置き場としての棚モード状態が家族にウケてます。
ヘッドレスの根本に100均で売っているハンガーを付けて
荷物が落ちない様にしてます。
テーブルとして使う場合に前に出して使用しますが
この時、脚の先端に天板の重心が移動しますので
少々天板が下にゆがみます。
普段の使用には支障のない程度ですが
とくに重い物(ブラウン管のテレビ)などを
載せる場合は邪魔ですが、
補助脚を一本取り付けて使用します。
オーソドックスなこの一本脚仕様は
かなりしっかりしますので、足元が気にならないのなら
この方がいいかも。
ただ、収納時には脚を抜かなければいけませんけど。
他にも折り畳み脚を使用する方法もありますが
長いサイズは100均には売っておらず
たとえあっても、天板が500mmなのに対し
脚下620mm必要なので、収納時には脚が天板からはみ出ます。
それでも気にならないのならおすすめです。
経過報告
シートをフラットにした状態で、この様に窓の方へ上げて
携帯ストラップで固定してましたが
片側だけだと、走行した場合にガタガタと揺れますので
両方に付けてみました。ストラップは100均SHOPで購入。
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