バイクでの旅は、私が思うに、困難があってこそ楽しいてっな感じです。
目的地までの道中、苦もありゃ楽もある。苦ばかりでは、辞めてた。(^_^;)
何かを期待しながら旅をする、行けばなんとかなるさという考え方も
一理ある。それが叶った時の喜びはいいものですよ。叶わなかったら...........。
目的地が決まれば、適当にコースを決めて、出発。こんな事だから、
フェリーに乗りそこねそうになるし、山奥でガス欠寸前になったりする訳。
でも、そんな事のトラブルが多い旅ほど、脳裏に焼き付いて残る事になる。スムーズに事が運ぶ様な旅では、
私の脳裏には、あまり記憶には残らない(アホなのか)。勿論、写真には残るがその写真を見ていてもあまり
感情移入が出来ない。密かにトラブルを期待しているのだろうか。ここに記載している写真は、他人が見たら
ただの記念撮影にしか見られないだろうけど、これらの写真での旅は、困難ありのはちゃめちゃ道中ばかりです。
バイクを手にして初めての中距離ツーリング。この頃は、何もかもが
ワクワク、ドキドキだった。料金所、高速道路、サービスエリア、etc。
記念すべき処女航海の目的地は、三重県の伊勢・鳥羽になった。
名阪国道を使えば安く済むので、そうなったのかもしれない。この後、
伊勢には幾度か行く事になる。乗り換えたバイクのテストランにとか、
免許取り立ての友人の初めてのツーリングの付き合いにとかでだ。
伊勢行きは、お手軽なコースにと選んでた。
ツーリングの道中で、初めてのトラブルに見舞われる事になった。
真夜中、伊賀上野辺りで突然バッテリーあがり、押しがけとなった。
平地だから大変だ。ロンリーだったらどうしてたかな?
3人連れだった為、4回目ぐらいでかかった。皆は汗だくになったが、
笑ってくれた。思わず感動......友とはいいもんだ。
今も、そこを通ると思い出す。
助け合う友もいいけど、我がままを言う友も、たまにはいいかも。
四国ツーリングがそうだった。結局、2回程しか渡ってませんが、
一度目は長期ツーリングでした。私は、大勢での旅はあまり好みでは
無く、出来ればロンりーか多くて4人まで、団体だとしみじみして
道中の情緒が味わえないし、我がままも言いにくい。それに、
出会いがない。ロンりーだと、現地に行ったら必ず1回以上は
話しかけられた。出会いも大切だと思う。ナンパとちゃうで!
そんな事で4人で四国に渡った訳ですが、この時は私も彼らも未熟で
4人連れのツーリングはこれが初めて。四国は直線がほとんどなく
コーナーばかりで、皆 思い切り攻めてました、
というより時間が大幅に遅れていたので、かっ飛ばしてただけ....。
4人も居れば誰かが我がままを言う。そう、我がまま君の登場だ。
でも説得力のある奴が言うと、皆それを実行に移してしまう。
そしてえらい目に遭う訳だ。
砂浜で写真を撮りたいというので、浜辺にバイクで入ったら
あら見事、4人ともスタック。脱出にかなり時間が掛かった。
その影響で、宿のチェックインの門限ぎりぎりに到着したり、
ガス欠になった一人の為にGSを探しての大騒ぎ。
大勢で行くとトラブルに遭遇する確率は多いので楽しいのかも。
土産話しは多いほど、帰ってからも楽しく旅の出来事を語れる。
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